楽器ケース、それは自意識の拡張



オタマトーンDXのハードケースを作る動画をYOUTUBEにアップしました。本格的に楽器として使えるオタマDXは、やっぱり楽器ケースに入れて持ち歩きたいな!という熱い想いがありましたからね~。

8月18日(土)に明和電機のアトリエにて、このオタマトーンDX楽器ケースを作るワークショップを開催しますので、ご興味がある方はぜひ!

詳細はこちら!

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さて、自分の人生を振りかえってみると、一番最初に楽器ケースを持ち歩いたのは、中学生のときのフォークギターかな?姉が持っていたギターを、学校の授業で使うために持ち出したのが最初。
もーね、中学生でギターケースを抱えてあるくとですね、ヒーローですよ。当時は「F」のコードなんて、まったく押さえられないにもかかわらず、「あいつ、楽器やってるみたいダゼ」ってうわさですよ。思春期の自意識大爆発。もうオレはミュージシャン。ですよ。

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ちなみに僕は中学校のときブラスバンド部で、パーカッションをやってました。打楽器ってドラムも含めて、「ケースに入れて持ち歩く」ってことがほとんどない。たいがいスティックぐらいなものです。当時はなぜか部活の後輩女子が先輩のためにスティックの袋を「巾着袋」で作るのがはやっており、僕もそれをもらって、スティックを持ち運んでました。

これがねー、素朴すぎるんですわ。巾着袋だから。お裁縫だから。それも中学生女子の。しかもチェック柄だったりして。ミュージシャンって自意識は爆発しなかったなあ。

Dx

さて、高校生になったら、コンピューターミュージックにはまって、シンセを入れた楽器ケースを持ち運ぶようになりました。これがね、地獄です。めっちゃ重い。今みたいに「iPadでお手軽ミュージック」みたいな軟弱なものはなかった。

一番重かったのはなんといっても「DX-7」というヤマハの名器シンセ。楽器ケースに入れると、腕がひきちぎれるかと思うぐらい重い。そしてもう一台「JUNO-106」というこれまた重いシンセの2台を家から学校まで(1時間通学)してたときは、泣いたね。泣きました。

今の若者のデジタルミュージックが軟弱なのは、あのDX-7を運ぶという試練を体験してないからにちがいない!(独断)

さて、そんなこんなでその後、僕は明和電機で奇妙な楽器を作りまくるんですが、楽器ケースでひどい目にあったことがある。

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明和電機の楽器で「武田丸」という、特殊なサックスがある。これは暴走族のヤンキホーンを改造した楽器で、「ゴッドファーザー」しか演奏できない、という男気あふれる一品。1998年、これを使って、イ・パクサというミュージシャンと韓国でレコーディングをすることになった。

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そこで何を思ったか、当時の僕はこの武田丸をフォークギターのケースに入れて、国外持ち出し、韓国入国をしようと思ったんです。今思えば完全にアウトなのに、そのときは当たり前にそう思ったんです。

なぜかというと・・・・

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この映画の影響ですわ。「デスペラート」。アントニオ・バンデラスたちが、ギターケースの中にマシンガンを入れて持ち運ぶというめっちゃかっこいい映画です。これを見てしまったために

「オレも、ギターケースの中にヤンキーホーンを仕込むぜ!」

と自意識が爆発してもたんです。

当然アウトです。

当時の韓国は、韓流ブームなんて皆無で、しかも韓国のCDショップにいっても日本のCDなんて一枚もないという緊張感あふれる日韓関係だったんです。そこへ得たいのしれない機械を入れたギターケースを持った日本人が韓国の金浦空港に現れたわけです。

捕まりました。別室につれていかれました。

なんだか恐ろしげなおじさんの空港の税関官と、その助手らしい女性税関官が「これはなんだ?ハムニダ」と聞いてくる。「・・・楽器です!」と答えたが、まったく信じてもらえない(当たりまえなんですけどね)。そのうち「楽器なら、この場で組み立てて演奏してみなさいハムニダ」と言ってきた。

え?ここで?金浦空港で?

心の中では、空港じゅうに響き渡る「ゴッドファーザー・愛のテーマ」の爆音を想像して、”きたあああああ!”とこぶしを握り締めていたんですが、組み立て終わったとたんに税関官の方が「わかった。たしかに楽器ハムニダ」ということになり、演奏できなかった。残念でした。

次回はぜひオタマトーン楽器ケースで捕まりたい・・・かな?

わはは。

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オタマトーンクリアーをビカビカ光らせるキャンディ!!



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オタマトーンの新しい仲間、「オタマトーンクリアー」が、いよいよこの夏発売されます!!

ピンクとシルバー。とにかく中身がすけすけです。

これが背中。中の配線もまるみえ。かっこいい!サイボーグ一号だ!

ネックの部分に、折れないように二本の鉄の棒が入ってるいるのですが、それもばっちり見えます。

そしてこれが顔をはずした中身。まるでダースベーダーみたいです。いかつい!かなり好きです。このツラ。

さて、上の動画ですが、オタマトーンクリアーがビカビカ光ってます!
どうやって光らせてるかというと・・・・

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これです!オタマトーンクリアーをビカビカ光らせる魔法のキャンディ!!三色のLEDと電池を透明レジンで固めた「オタマトーンキャンディ」です。

 

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どうやって使うかといいますと、簡単です。このキャンディをオタマトーンに食べさせるのです!

すると、オタマトーンをたたく(振動を与える)たびに、ビカビカ光る!!

この光る効果が出るのは、オタマトーンクリアーならでは。

で、この「オタマトーンキャンディ」、どうやったら手に入るかといいますと、8月12日(日)の新宿ハンズのイベントで、オタマトーンクリアーを買った方は「タダ」でもらえるんです!くりかえしますが「タダ」です!

「タダ!」

というわけでございまして、今年の夏まつりの夜、盆踊り、クラブ遊びで、目立ちたい方は、ぜひこの「ビカビカ光るオタマトーン」をきめてください!

「新宿東急ハンズ 明和電機オタマトーンクリアー発売記念イベント」

開催概要

◎開催日:8月12日(日)

◎場所:7F

◎時間:1回目 12:00
    2回目 15:00

◎購入者特典:
 ・オタマトーンを購入頂いた方
   本体へのサイン※
   各回限定46名様

 ・オタマトーンデラックスをご購入頂いた方
   本体へのサイン+2ショット写真※
   各回限定24名様

 ※色紙へのサインはお断りさせて頂きます。ご了承下さいませ。

イベント当日に東急ハンズ新宿店で
「オタマトーンクリアー(税込2,940円)」をお買い求め頂いたお客様に
オタマトーンを彩る「オタマトーンキャンディ」をプレゼント!
(数量限定)

イベント当日にオタマトーン(税込2,940円)をお買い求め頂いたお客様に、
オタマトーン本体へのサイン、
さらにオタマトーンデラックス(税込8,190円)をご購入頂いたお客様には、
オタマトーンデラックス本体へのサインに加えお手持ちのカメラにより
土佐社長との写真撮影をして頂けます!

みなさまのお越しを心よりお待ちしております♪


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下北沢モナレコードに期間限定 「オタマトーンカフェ」

オタマトーンカフェ&オタマトーン音楽教室開催!!

下北沢のモナレコードさんの「おんがく食堂」が、本日から「オタマトーンカフェ」に染まります!
なんだか夏祭りのような”めでたさ”です。8月31日(金)までやってますから、みなさま、どうぞお越しください!


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オタマトーンといえば、最近ツイッターでもりあがったのが、「オタマトーンたわし」。アクリルの毛糸で編んだ、「オタマトーンの編みぐるみ」なんですが、
茶渋とかが落ちるそうです。
いろんな方、思い思いの「オタマトーンたわし」を編まれています。おもしろい!

まとめはこちら!

そんなオタマトーンのあみぐるみや、工作などを展示したい方は、お店に「お客様展示コーナー」を作りましたので、ご来店いただいたときに、押しぴんで刺して帰ってください!
「あーん!遠くてお店にいけなーい!」という方で、どうしても展示したい方は、モナレコードさんに郵送していただけると、展示してもらえます!(ただし、あまりにもお店に合わない過激な造型の場合、お断りする可能性あります。ご了承ください!)

また、「オタマトーンカフェ」OPENを記念して、オタマトーン音楽教室を開催します。
オタマトーンをもっとうまく弾きたいそこのあなた!
このワークショップに参加すれば、あなたの立派なオタマトーン奏者に!
社長自らがオタマトーンの簡単な弾き方を伝授します!

「オタマトーン音楽教室」

  • ◎とき:8月11日(土) 12:30〜14:00
  • ◎場所:下北沢 mona records
  • ◎参加費:1500円
  • ◎対象者:オタマトーンもしくはオタマトーンDXを持っている人。
  • ◎定員:50名
  • ◎ワークショップのお申し込み方法は:
    http://www.mona-records.com/live/2012/08/live_081116.php


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recordsで「オタマトーン」もしくは「オタマトーンDX」をご購入した方限定で『社長がオタマトーンの顔にラクガキする券』をプレゼント!8月11
に日のイベント時にご購入頂いたオタマトーンにあなたから受けたインスピレーションをもとにオタマトーンに顔を描きます!眉毛が描かれるのか、ヒゲが描か
れるのか…。あなただけのオタマトーンが手に入ります!

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新宿タワレコ電気まつり もりあがりました!

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新宿タワレコ電気まつり!もりあがりました!一枚の「まちがいポップ」がきっかけとなって、まさかこんなイベントにつながるとは・・・!すごいぞ、ソーシャルメディア!ツイッター!
ほんとにたくさんの方がタワレコにお越しいただきました。ありがとうございました!

ステージの上も、竹内電気さん、NUT、明和電機とバリエーションあふれる内容となっていましたが、それに比例して、お客さまもバリエーションあふれてましたね。

上図はファンのみなさんのイメージです。(あくまでも典型的なイメージです。もちろんこれにあてはまらない方もいらっしゃいますが、わかりやすく図解してみました。)

圧倒的存在感は、なんといってもNUTファン(YGAファン)の男性陣のみなさん!おそろいのTシャツで団結力あふれておりました。「社長!!これからもNUTをよろしくお願いします!」と、熱い言葉をたくさんいただき、わたくし、心の中で「押忍!!」と胸の前で腕を交差いたしまいた。

そして明和電機ファンの女性のみなさん。OLの方が多く、マニアックな明和電機ならではのマニアックな楽しみ方に通じたみなさんです。電動楽器の調子、工員さんの表情、社長の靴下の色などを、的確な場所から観察しておりました。(毎回、ありがとうございます!!)

そして竹内電気ファンのみなさんは、やっぱり「バンド大好き!」な若い方が多かったですねー。熱い視線でステージ上の二人を見つめておりました。

この三種類のファンのみなさんが、マーブル模様のように入り混じり、客席がすごいことになってましたね。ファンのみなさんも、そのあまりの違いに、カルチャーショックだったのではないでしょうか。すばらしい!この混沌が、文化を生むのです!!

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さて、大盛り上がりのライブでしたが、セッティングはひやひや。インストアは2時間ほどしかセッティング時間がないので、楽器の組み立てからマイクチェック、リハーサルまで、その中で行わなければなりません。ところが渋滞トラブルで、楽器を載せた機材車が40分遅れで到着。

「間に合わん・・・・」

と頭の中にミッションインポッシブルのテーマを流しながら、セッティングをいたしました。焦りましたが、なんとか本番10分前にリハーサル(=公開なので、お客様にばればれ)を終えることができました。工員さん、スタッフのみなさま、ありがとうございました!


出演者全員で記念撮影しましたが、ミッションインポッシブルの緊張感が、みごとに社長の「サリーちゃんのパパ」のような髪型に残っております。

さて、本編の内容。

本番は冒頭に、竹内電気さんと明和電機で、今回の経緯についてトーク。あの「まちがいポップ」を書いたタワレコ新宿店の店員さんも登場し、会場じゅうから「ありがとう!あなたのおかげです!」と感謝の言葉をあびておりました。わはは。

そしてトップバッターは竹内電気さん。社長はトントン君(電動ドラム)で参加。なので「竹和(ちくわ)電気」でした。一曲目は竹内電気さんのステージにもかかわらず、いきなり社長が「ロマンティックが止まらない」を歌いだし、竹内電気ファンのみなさんがずっこける、というスタート。そのあとは「ダーリンダーリン」「モンスター」と、竹内電気さんのナンバーを演奏。いやあ、楽しかったなあ。いいですねー、バンドって!!

そして明和電機のコーナーではオタマトーンの説明から「地球のプレゼント」、そしてNUTのコーナーへ。半年ぶりのNUTのみなさんでしたが、やはり元気いっぱい!「おめでトーンありがトーン」を歌い踊っていただきました。かわいいですね~。
最期はNUTのみなさんも参加して、工員さんと「明和電機社歌」を歌って終了!!

一枚の「ミスポップ」がきっかけとなって、今回のイベントに発展しましたが、ホントに楽しかったです。「縁」というのは、そこかしこに落ちているのものですね。
世界にはおもしろいことが、いっぱいつまっているなあ・・・。

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新宿タワレコ電気まつり ~竹内電気×NUT×明和電機~

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新宿タワーレコードのアイドルコーナーにあった「NUT」のCDが、なぜか明和電機ではなく
「竹内電気プロデュース」になっていたことで大騒ぎになった「新宿タワレコ・ミスポップ事件」。

>>ミスポップ事件の経緯はこちらで読めます(大爆笑!)

あれから2か月。ついに夢の「JB」が実現します!7月16日(月)、新宿タワレコステージにて、トーク&ライブを行うことになりました!

おとといは竹内電気さんと明和電機のアトリエでリハーサルを行いました。わたくし社長、竹内電気さんのライブに出向いたします。楽曲リハをやったんですが、大盛り上がりです。どんだけ盛り上がったかは、以下の写真をごらんください。



うかれております。三人、うかれております。

そして本日はNUTのみなさんとリハーサルいたしました。ブルー担当の三澤さんが卒業してしまったため、その穴埋めは、わたくし社長です。「NUT with  T」です。
久しぶりにもかかわず、林さん、花乃さん、抜群の踊りです。さすがアイドル。さらに今回は明和電機の生楽器による「おめでトーン ありがトーン」なので、ライブ感あります!

今回のイベント、商品をご購入いただいた方には、サインなどの特典があるんですが、さらにすごい特典をもうひとつ加えました。それがこれ!



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「伝説のミスポップ・ステッカー」!!!

あのミスポップをステッカーにしてみました。商品ご購入いただいたみなさまにプレゼントです。
これはレア!レアすぎる!

ぜひみなさま、7月16日(月・祝 兄・正道誕生日)は、新宿タワレコにご来場ください!

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シャレ・デオゴール男爵 開発物語

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「平成マシンの会」では世界初登場したシャレ・デ・オゴール男爵。このロボットはいったいなんであるかを、ご説明します。

 

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一言でいえば、「遠隔地からお酒をおごるシステムを内蔵したロボット」なのです。

 

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例えばあるパーティー(今回の”平成マシンの会”のような)をあなたが見ていたとします。その出演者や会場の誰かに、「あ!こいつにお酒をおごってやりたい!」と思ったとしましょう。

もし会場にシャレ・デ・オゴール男爵がいたとしたら、ネットから「シャレ・デ・オゴール男爵

のページ」をひらきます。

 

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注文ページにて 「 ①誰に」 「②なにをおごりたいか」 を選択します。そしてpaypalを使って酒代を払います。このときあなたからのメッセージも画面から書き込みます。

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するとその注文情報がインターネットを経由して、シャレ・デ・オゴール男爵に届きます。男爵の頭の回転ランプが点灯し、口からはあなたのメッセージが書かれたオーダーシートがべろーんと出てきます。これがお店にとどくことで、お酒が運ばれ、「おごる」が完成!!

USTREAMの画面には「お酒をおごってくれてありがとう!」と喜ぶ相手の姿がリアルタイムでみれるわけです。

 

 

■開発の経緯

この「遠隔地からお酒をおごる」というシステムを開発したのが、TokyoGameNight!の発起人、宮尾 英水さんと、エンジニアの花山 慎一(OPENSPHERE Inc.)さん。

宮尾さんが立ち上げたTokyoGameNight!!(TGN)』。配信視聴者数で世界TOPクラスの人気を誇るこのイベントで、配信視聴者とイベント参加者に「もっと楽しんでもらうため」に作ったシステムが「奢られ君」でした。

 

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視聴者が配信画面の中の人々に直接「お酒」と「コメント付きのレシート」を送る(奢る)事ができるというシステムでした。おごってもらった人も、お礼やコメントの反応が聞けたりします。
ネットからの愛のあるコメント、バカなリアクション等が飛び交い、イベントが異常に盛り上がりました。

 

「このおごられ君をもっと面白くする方法はないか・・・」

と考えた宮尾さん、そこでピーン!ときたのが明和電機の”電動楽器”だったそうです。

「昔からネット上の寄付バナーなどは有りましたが、イマイチ、面白みと盛り上がりに欠けていました。”奢られ君”をTGNで使うと何時間もシステムが止まらないくらいネットからドリンクが奢られて来て、大変盛り上がりました。これは、"何で盛り上がったのだろう?"と考えていると
明和電機さんの”デジタル信号で動くアナログ楽器”と同じだと思いうに至りました。”デジタルな事の最後”をアナログなエンターテイメントにすると途端に分かりやすく、面白くなるという点で同じだと思ったのです。」

明和電機社歌が歌える程のファンで有った宮尾さん、すぐに明和電機に相談にきました。

 

 

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宮尾さんのお話を聞いた、わたくし社長。これはバカバカしくてすばらしい!と感動。

宮尾さんの言うように、最後の出力の部分をプリンターではなく、何かキャラクターにした方がいいのは?と考えました。

お酒をおごってくれるキャラクターといえば「勝新太郎」しか思いつきませんした。でもそれでは著作権の問題があります。次に思いついたのが上図。「あちらの方に・・・」とお酒をしゅっと滑らせる奴です。これはいいアイデアでしたが、グラスが割れまくることまちがいなしなので、ボツ。

 

 

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うーん・・・と悩んでたときにピーン!とひらめいたのが、「シャレ・デ・オゴール」という偉そうな人が庶民に奢ってくれるイメージ。きたあああああ!と思いました。

久しぶりの名前から入る製品開発のはじまりです。(過去だと魚コードね)

 

 

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いろいろキャラを考えましたが、一発でおごってくれそうなのは、頭にお酒が乗ってるキャラだろう!ということで、このイメージに決定i

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こうして宮尾さんと花山さんが作った「奢られ君」をインサイドしたシャレ・デ・オゴール男爵が完成したのです!!

最近はクラウドファンディング(ネット経由での投資)がはやっていますが、このシャレ・デ・オゴール男爵も、クラウドからお酒をファンディングしてもらうシステム。しかしそこで作りあげられるのが、「ただの酔っぱらい」という点が大爆笑です。

いつか「シャレ・デ・オゴールBAR」とかができて、タダ酒飲みたい人が、ぼーっとたたずんでるのを想像すると心がなごみます。

 

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ちなみにシャレ・デ・オゴール男爵のボディの部分はスーツケースです。そしてなんとこの中にすべてのパーツが収まります。なんてコンパクト!!

というわけでございまして、「シャレ・デ・オゴール男爵&おごられ君」を、ぜひうちのパーティーでも使ってみたい!という方は、宮尾さんにご連絡ください!!

あなたのパーティーにも男爵(バロン)を呼んで、ベロンベロンになろう!!

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渋谷で飲むぞ!~メカ好きによるメカ好きのための男子会~

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最近は女子会があちこちで盛り上がってますねー。いいですねー。うらやましいですねー。

ならば!

男子会をやってみようかと。それも日ごろからナンセンスマシンを開発してる、メカ系エンジニアの知り合いを呼んで、「M6のタップ、これまで20本は折ってきました~!!」みたいな、女子で言うところの美容液自慢みたいな、細かすぎてわからん話で盛り上がってみようかと!!

というわけでございまして、渋谷にあります、おっしゃれ~なモノ作りカフェ「FABCAFE」にて、なんと男子限定のトークイベントを行います。題して、「平成マシンの会」!!

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司会進行は、わたくし、明和電機社長。オタマトーンDXの秘話や、最近開発したマシンなんかのメカ話をしたいと思います。


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そして出演者その1の、KIMURA氏。明和電機の強力サポートメンバー(三代目コイビート奏者・ギター担当)でもあり、エンジンやモーターを使った動力系脱力マシンの名手でもあります。最近はさまざまなメディア・アートの技術アドバイザーでも大活躍!

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出演者その2 ましとみ氏。 拍手マシーン「音手」で、なんと世界的なメディア・アートの祭典「アルスエレクトロニカ」のオープニングを飾り、最近急上昇の爆笑ナンセンスマシン・エンジニアです。メディアアーティストの一方で、ヒーロー「マシトミン」として、地球を悪の裸族・「筋肉元締め」から守るべく、日々戦っております。あ、当日は「筋肉元締め」も、攻めてくるそうです。


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出演者その3 シャレ・デ・オゴール男爵。彼の特技は「タダ酒をおごる」こと。彼の現れるところ、泥酔と狂乱が巻きこるという、謎のロボット男爵。この平成マシンの会が日本発登場なのだそうです。いったい何人がゲロるのか?その中に、社長もいるのか?今からドキドキしております。

さあ、こんなイカレポンチな4人で贈る、「平成マシンの会」。
みなさまのご来場をお待ちしております!!

参加費は、500円。やっすううううううう!

参加される方は、自分が持ってる「工具」を持ってきてください。なんでもいいです。カッターでも爪切りでも、耳かきでもOK。「これがおれの工具」といえるなら。
メカなんかわからん男子の方もぜひ!この機会に機械に触れましょう。男爵にタダ酒をおごってもらいましょう。

合言葉は、「くらんくしゃふとおおおお!」

女子の方は21:00からの懇親会からご参加いただけます。
飲みたい方はぜひ!!
USTも当日行います。

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~渋谷で飲むぞ!メカ好きによるメカ好きのための男子会~

「ホームセンターにいったら3時間はもどらない」「クランク機構を見ながら飯を3杯食える」「オリエンタルモーター最高!」・・・そんなメカ系男子のみなさんに明和電機が贈る、男子限定イベント、それが「平成マシンの会」。

日ごろ悶々とため込んだメカ系アウラをみんなで解放しましょう!「おしゃれな渋谷なんていけない!道玄坂なんて怖くて歩けない!」って思って内気なそこのアナタ!面白マシンとトークショーを仕込んでお待ちしてます。飲もうぜ!合言葉は「クランクシャフトおおおお!」。

*平成マシンの会とは、オタマトーンやワッハゴーゴーでおなじみの明和電機の土佐社長、今世紀マシトミンで今話題の高橋征資、ロボットアーティストのKIMURAによって結成された「明和電機チーム」によるメカ好きのためのスペシャルイベントです!お酒あり、トークあり、ライブパフォーマンスありのこのイベントで、たまりにたまったメカへの愛を明和電機チームと語り明かしましょう!

※基本女子禁制

※ご来場される方は何らかの工具を片手にお越しいただけるとより楽しめます

■タイムテーブル

1)パンチくんダンス
2)あいさつ
3)シャレデオゴール男爵登場
4)出演者入場
5)アーティストプレゼンテーション
6)クロストーク&質疑応答
7)しめの歌

■懇親会(同会場21:00~/有料)
※懇親会は女性の参加OKです。

■イベント概要

日時:2012年6月26日(火)19:00-21:00(18:00開場)
場所:Fabcafe access
参加:ワンドリンク制(500円~)
出演:明和電機チーム
    土佐信道(明和電機社長)
    KIMURA(アーティスト)
    高橋征資(バイバイワールド)
          シャレデ・オゴール男爵
協力:草原真知子(早稲田大学教授)
   宮尾英水(システム担当)
   花山慎一(システム担当)
主催:OpenCU

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メカ打楽器とベース <血ユリ団でKENKENとライブ>

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昨晩は、「血ユリ団」という初期昭和のカルチャー&ファッションのムーブメントの旗揚げイベントに参加しました。僕の楽しみは、ひさびさの鳥肌実氏のパフォーマンスと、RIZEのベーシスト、KENKENとの二人きりのガチンコ楽器セッション。

ひさびさの鳥肌さんの演説は、涙が出るほど笑った。マイク一本であれだけ人を引きつけられるのはすごい。「軟弱ツイッターなんてやってられるか。あたくしにとってダイレクトなコミュニケーションとは、2chで誹謗中傷されることである!そのために自分でスレッドをたてる!」という、自分に対して「ドS」な、「どM」をご披露しておりました。深く納得。

そしてそのあとのベーシスKENKENとのライブ。これがねー、よかったんですわあ。

もともとKENKENとは、彼がソロCDのプロモーションPVをとったときの宇宙船セットのデザインのお手伝いをしたことがきっかけ。でも直接あったことはなく、先日初めてRIZEのライブにおじゃまして、楽屋ではじめてごあいさつしました。

ご存知のように明和電機の楽器の基本は100Vでガンガンモノをたたくこと。このビート感とKENKENのバチコン決まるベースのビートは絶対あうと思う!と思っていました。そして昨晩は念願の二人セッション!

いがった。ほんといがっだ。

マシンビートにガンガンはまってくるベースライン!こちらのアイデアにすぐに別のアイデアを加えてくるレスポンスの速さ!オタマトーンもうなる!ときにメロディアス、ときにインダストリー、うきゃああ!オモチャ箱をひっくりかえしたような、面白さやあ!

もともと僕は性質的にベーシストと会う。兄ちゃんもベーシストだったしね。なんだろうなあ、ベースとドラムだけっていうのが、彫刻的にいいだよなあ。KENKENの演奏を見ていると僕はジャコパスを思い出します。破滅的で、ロマンチックで。

ほんと「童心に帰る」とはこのことか!と納得する夜でした。

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「世界オタマトーン動画コンテスト」 開催!!

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日本のクリエイティブなモノ作りを世界に発信するアレックス株式会社さんが主催で、
「世界オタマトーン動画コンテスト」が開催されます!

これまでのYOUTUBEやニコニコ動画などで、数々の面白いオタマトーン動画がアップロードされてきましたが、そのお祭りをやってみようと!

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ほんとにねー、簡単に動画をとって公開できる世の中になりましたからね。
ジャンルはノ―ジャンル。とにかくあなたがとったオタマ動画をYOUTUBEにアップし、
そのリンク先を応募フォームに入力してください。

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審査員がすごいです。まさか明和電機がYOSHIKI氏とケロロ軍曹と並ぶとはおもいませんでした・・・。

審査員(五十音順):
  渥美幸裕 様
  紀里谷和明 様
  ケロロ軍曹
  高嶋ちさ子 様
  土佐信道 様(明和電機)
  藤田健作 様(株式会社キューブ・オタマトーン開発担当)
  松本蘭 様
  横山幸雄様
  AK 様
  YOSHIKI 様

とにかくみなさまのご応募をお待ちしております!
グランプリには、スペシャルなオタマトーンをご用意します(これもすごいですよ)!

◆OTAMATONE VIDEO COMPETITION」募集要項

1.コンテストページ: http://www.alexcious.com/campaign/otamatone
2.募集対象: オタマトーン、オタマトーンデラックスを用いたオリジナルの演奏動画
3.応募資格: 国籍を問わず世界中のユーザー
4.募集期間: エントリー期間 2012年5月28日(月)~8月31日(金)
5.審査員(五十音順):
  渥美幸裕 様
  紀里谷和明 様
  ケロロ軍曹
  高嶋ちさ子 様
  土佐信道 様(明和電機)
  藤田健作 様(株式会社キューブ・オタマトーン開発担当)
  松本蘭 様
  横山幸雄様
  AK 様
  YOSHIKI 様
6.賞および副賞:
  グランプリ    1作品 (副賞 世界にひとつのスペシャルオタマトーン)
  審査員賞     9作品 (副賞 各審査員のサイン入り作品)
7.審査発表: 2012年9月中旬予定

更に詳しい情報についてはALEXCIOUSのホームページ上にある、「OTAMATONE VIDEO COMPETITION」ホームページ http://www.alexcious.com/campaign/otamatone で公開いたします。

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学生時代、味噌の訪問販売のバイトで学んだこと


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学生時代、いろんなバイトをやりました。とにかく小学校のとき、親父の明和電機が倒産したのでしたがない。

小学校のときは父親の工場の電気部品組み立て、中・高校は新聞配達、浪人中はクレープ屋さん、似顔絵かき、大学は、展示造形、家庭教師、専門学校講師・・・などなど。

そんなバイトの中で一番きつかったのが、「味噌の訪問販売」。これは過酷だった!

夏休みの短期バイトだったんですが、家庭に訪問して味噌を売るんです。味噌汁の味噌。でもね、真夏の暑いときに、誰も味噌汁なんか飲みたくないんです。インターホンで「味噌いりませんか?」というなり門前払い。そこをですね、

「奥さん!夏といいえば汗で塩分がなくなります。そこで味噌汁です!お椀にお湯を一杯だけください、これ、ほんとうにおいしんですから!」

とかなんとか言って、味噌をお湯にといて飲ませるとこまでもっていく。お客さんも、こーなったら、味噌を買うんじゃなくて、若者の悲痛なプレゼンに「しゃーないなあ」とお金を出すレベル。まあ、そこが、この学生バイトを企画した会社の狙いだったんですが・・。

このバイトの何が一番きつかったか? 真夏でめっちゃ暑かったこと? ちがう。 味噌の樽がおもかったこと? ちがう。 門前払いされたこと? これもちがう。

一番きつかったのは、「この商品は本当にいいものなんかな?」という疑問を持ちながら、売っていたこと。バイトだから売らないといけないが、自分で飲んでみても、たいしたことない。それが普通より高い価格になってる。自分は嘘をついてるんじゃないか・・・というのが一番きつかった。

ちなみにこのバイトにはオチがついていて、やっと稼いだ5万円を、駅でまるごと落としてしまった。あれもきつかったなあ。

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さて、僕はよく「明和電機さんって、ほんとプレゼンテーションがうまいですね」と言われます。国内外で、いろんな講演会をやってるんですが、ウケがいいです。

でもそれがなぜかというと、僕の背景に、僕が自信を持って作った、何百個というマシンたちがあるからです。「自分が絶対いいと思って作ったモノたち」があるからです。

ソーシャルビジネスを見ていて「おや?」と思うのは、「プレゼンテーションしかなく、背景がない」場面がときどきあることです。「これからわたしはこんなモノを作ります。だからお金をください」。という言葉。

でも僕は逆だと思うのです。たとえ拾った木片を削って作ったものでもいいから、「僕はこんなものを作りました。買ってくれませんか」の方がしっくりきます。そこで得たわずかなお金で、道具を買って、もうすこし立派な彫刻を作る。それを売ってまたかせぐ。これがどんどん大きくなって、自分への自信と、モノを生み出す技術力になっていく。

いきなりモノも、コンテンツも作らずに、プレゼンだけでたくさんのお金が集まってしまうのは、長い人生でコツコツと学んでいく大事なことを、なんだかすっとばしてる気がします。

まあ、この考えは、いまのソーシャルネットワーク社会からすると、ひとつ前の古い考えだと思いますが、芸術家も、製造業も、本質はそこだと思います。

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