昨晩は、「血ユリ団」という初期昭和のカルチャー&ファッションのムーブメントの旗揚げイベントに参加しました。僕の楽しみは、ひさびさの鳥肌実氏のパフォーマンスと、RIZEのベーシスト、KENKENとの二人きりのガチンコ楽器セッション。
ひさびさの鳥肌さんの演説は、涙が出るほど笑った。マイク一本であれだけ人を引きつけられるのはすごい。「軟弱ツイッターなんてやってられるか。あたくしにとってダイレクトなコミュニケーションとは、2chで誹謗中傷されることである!そのために自分でスレッドをたてる!」という、自分に対して「ドS」な、「どM」をご披露しておりました。深く納得。
そしてそのあとのベーシスKENKENとのライブ。これがねー、よかったんですわあ。
もともとKENKENとは、彼がソロCDのプロモーションPVをとったときの宇宙船セットのデザインのお手伝いをしたことがきっかけ。でも直接あったことはなく、先日初めてRIZEのライブにおじゃまして、楽屋ではじめてごあいさつしました。
ご存知のように明和電機の楽器の基本は100Vでガンガンモノをたたくこと。このビート感とKENKENのバチコン決まるベースのビートは絶対あうと思う!と思っていました。そして昨晩は念願の二人セッション!
いがった。ほんといがっだ。
マシンビートにガンガンはまってくるベースライン!こちらのアイデアにすぐに別のアイデアを加えてくるレスポンスの速さ!オタマトーンもうなる!ときにメロディアス、ときにインダストリー、うきゃああ!オモチャ箱をひっくりかえしたような、面白さやあ!
もともと僕は性質的にベーシストと会う。兄ちゃんもベーシストだったしね。なんだろうなあ、ベースとドラムだけっていうのが、彫刻的にいいだよなあ。KENKENの演奏を見ていると僕はジャコパスを思い出します。破滅的で、ロマンチックで。
ほんと「童心に帰る」とはこのことか!と納得する夜でした。
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