土佐が土佐にきた! ボイスメカニクスin高知

 

明和電機、ひさしぶりの高知です。前回は高知県立美術館で「ナンセンスマシーンズ展」を開催、たくさんのご来場者と、たくさんのアルコールをいただきました。

今回は前日に大阪のライブを終え、夜中の12時に大阪を出発、早朝5時に到着して仮眠、9時から会場で設営開始というしびれるスケジュールで乗り込みました。


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今回の会場は高知新聞ホール。ひさしぶりの広い会場です。午前中には楽器のセッティングも終わり、本番までの時間、これまでの東京、大阪のライブをふまえ、「どうしたらもっと段取りがよくなるか?」をもとに、工員さんと動きの練習。


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とにかく明和電機のライブは演目ごとに楽器の出し履け=段取りが多い。それにあわせてマイクの移動もあり、とにかく工員さんはチェスを打つように楽器の移動を考えなければいけません。それを間違えると、ステージが大混乱、お客さまからも、「ああ・・しくじりおった」という視線がとんできます。今回の高知ではやっと段取り練習がうまくいき、本番もスムーズにいけました。

高知ライブで壊れた楽器といえば、社長のオタマトーンジャンボ。リハーサルのときにマネージャ-のタイチ氏が「ジャンボから、白い煙があがっとおるううう!」と絶叫。で、床に置いていたジャンボ見ると、バッテリーからもくもくと白い煙が!どうやらバッテリーがショートしていたらしい。その場で修理して音が出るようになりましたが、やはり本番でトラブル発生で、音が出ず、オタマトーンジャンボの演目を中止しました。うーん残念!

ライブの後は撤収作業。大阪では撤収・積み込みに3時間もかかってしまい、これはまずい。どうにか効率をあげなければ!とみんなで悩んでいたところ、
ベテラン工員KIMURAが突然たちあがり、「僕に作戦があります。”工員は撤収作業のときに、ケーブルに触るな!”です」と宣言。


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これはどういうことかというと、明和電機の楽器はすべ100Vで動き、かつMIDI制御しているので、ステージの上は配線ケーブルだらけ。片づけのときはこのケーブルの巻き取り整理でてんやわんやになるんですが、その作業はだれでもできるから、現地のお手伝いさんにまかせて、とにかく明和電機工員は、専門的な楽器の分解・梱包に徹しろ!ということ。

この「ケーブルノータッチ作戦」がうまくいき、高知では大阪の半分の1時間30分で楽器類の撤収が完了!さすがベテラン工員!

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ツアーという航海を重ねて、工員さんの顔もだんだん引き締まってきました。


さて、ライブのあとは打ち上げ。高知なだけに、頭の中は「ビール カツオ ビール カツオ ビール
カツオ・・・・・。」妄想どおり、カツオの塩たたきと、ビールをいただき、死ぬかと思うくらい、うまかったです。


















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