朝起きたら、しとしとと雨。ぎょええ、寒い!昨日までの夏日はなんだったの?あわてて現地のしまむらみたいな店で、Tシャツを2枚も買ったのに、着れないじゃん!
といいいますか、白状しますと、雨を降らしたのは僕です。僕はすさまじい雨男なんです。先週のチューリッヒも、着いた日は真夏日だったのに、次の日か雨。さむーい雨。ああ、かつて、なんど海外ライブの本番に雨を降らしたことか。
思い返せば2003年くらいのフランスライブだったかあ・・・。「夏だからフランスは、ぜったい雨は降らない。100%降らない。だから野外ライブ、やってシルブプレ」と現地のスタッフが言うから、屋根のないステージでライブやったら、思いっきりエンディングで雨が降ってきて、100ボルトがずぶぬれで感電しそうになったし。
さて、屋根のある会場では今日もたんたんと楽器組み立て。数がありますからねー。今回は明和電機スタッフ6名でやってきました。みなさん手分けしてひたすら組み立て。
会場にはテオ・ヤンセンの作品も到着。うーん!やっぱりすごい!ご存じない方のためにご説明しますと、この装置、歩くんです。生物みたいにぐにゅぐにゅ歩くんです。でも電気はまったく使いません。なのに神経系があって、方向転換したりするんです。全部空気制御。そしてボディは、ぜんぶ塩ビパイプの加工。
近くで見ると、クランク部分の加工とか、おもわずうなってしまう。もーね、職人の世界ですよ。なんか日本の竹職人を思い出す。近くであきるまで細部が見れるので、ちょっとぜいたくな気分です。うふふ。