「去年の一年間、自分はどんなことを発想し、モノを作って、発表してきたんだけ?」という総括を、正月のボーッとした時間の中で考えた。それには自分のブログをまとめて読むのが一番!と思ったんだけど、なかなかパソコンの画面で一気読みするのはつらい。そこで全部プリントアウトして、本にしてやろう!と思った。正月で時間あるし。
まず問題は、どのソフトウェアを使うかということ。ちまたにはすばらしいDTPソフトがありますが、テキストと画像の単純な配置なら、「ワード」で十分。(持ってない人はOpenofficeでもいいんじゃない?フリーだし。)
で、そのワードにどうやってブログのデータを移すか・・・なんですが、僕の経験からは「コピー&ペースト」が一番!アホみたいだけど、これが確実!ブログをワードデータにしてくれすソフトとか、PDF保存してくれるウェブサービスとかたくさんあって、全部試したけど、結論はこれ!タダだし。
あとはひたすらコピペしたデータを、見やすいように調整。ブログと違って本は、ページ割りのリズムがあるから、それを考えてレイアウトをしていく。で、納得がいったら、プリントアウト!このときのコツは、「A4サイズで作って、プリンターのオプション、見開き2分の1縮小でプリントアウト」です。なぜならIPadとかで読むときはA4サイズ単ページで見るからです。見開きで作ってしまうと、これができなくて、のちのちデータの取り回しで難儀する。
さて、大量の印刷された紙を半分に折って、束ねれば本になるんですが、・・・ここで問題。厚さが25ミリmもあるので、ホッチキスは使えない。かといってパンチで穴をあけて紐を通すのもださい。そこで簡単な方法が、「切り目を入れて木工ボンドで固める」です。もしあなたが素人さんなら、まず100円ショップに行って、「木工ボンド ノコギリ クランプ(はさむ道具)」を買ってきなさい。全部で300円でそろいます!やす!
で、束ねた紙をクランプではさんで、ノコギリで筋をギコギコ入れて、たっぷりの木工ボンドを塗ります。乾いては塗り、乾いては塗りを、三回ぐらいやって、とにかくモリモリにもる。これで簡単に紙を束ねることができます!ほとんど木工作業だけど。
最後に、表紙をデザインして、厚めの写真用光沢紙でプリントアウトして、両面テープで張り付ければ完成!見開いても、しっかりとまってます。
持ってみると、さすがに一年分の記憶は重い!これはパソコンの画面では体験できない充実感ですな。紙の本の長所は、やっぱり情報を重さで体験できることです。そしてそれは安心とか、満足とか、自信とかを与えてくれる。単純なことだけど、大切なこと。
できた本を本棚に並べてみた。なんたる充実感!!みなさんもお試しあれ!!