昨晩は、東京国際フォーラムに安藤裕子さんのライブを見に行きました。でっかいホールですが、満員御礼。すごい人気ですねー。広い会場ですが、まるでシャーマンのような歌声で会場を包んでいました。
実は以前からコンサートでオタマトーンを使っていただいおりまして、今回はツアーのファイナルということでしょうか、「オタマトーンジャンボを貸してください」というオファーがありました。僕としてはプロもミュージシャンに使っていただくことはとても光栄なこと。喜んで!でお渡ししました。コンサートの冒頭で、
「今回のライブはリハーサルから気合が入ってます!気合入りすぎて、おでこを打って出血しました。みなさーん!見えますかあ~傷う~」
というトークがありました。すごい気合です。
で、コンサートの中盤、くるりの「ワールズエンド・スーパーノヴァ」のカバーが始まりました。ドラムがいい!やや低音系にチューニングしたセットをスパンスパン叩いてて、いかす!そのリズム隊に、安藤さんの鳥の鳴き声のようなシャーマンな歌声が重なってかっこいいなあ・・・と思ってたら、いきなりがオタマトーンジャンボが登場!そして安藤さん、エレキギターのようにぶんぶん振り回す!ぎょええええ!きったあああ!
もーね、参観日に子供を見に来た親の気分ですよ。実は今年、同じ会場で、「ゆず」さんが明和電機の「トントンくん」と「パンチくん」を演奏してるんですね。安藤さんと同じように使っていただきました。しかし!構造ミスから、肝心のパンチlくんの首が飛ばないというアクシデントがあり、背筋が凍る経験をしたんです。エンジニアとして失格です!なので、今回も「こわれるなー!こわれるなー!」と祈りました。
興奮のうちに2時間を越えるライブはあっという間に終了。関係者のみロビーにて安藤さんと面会できるということで、うかがいました。
列にならび、緊張のままお会いしまして、せっかくなんでオタマトーンメロディ(ピンク)を渡しました。安藤さん、しばらく「エリーゼのために」を演奏してたんですが、ふと顔をあげて
「そうそう、リハーサルで、オタマトーンジャンボで、おでこを怪我したんです。」
と。
ぎゃあああああ!!犯人は自社製品かああああ!
えー、私が想像するに、ライブで安藤さん、オタマトーンジャンボの尻尾をグルングルン回していましたから、おそらく、それがおでこに激突したのではないかと(上図)。あくまでも想像です。
ほんとすいません!そしてファンのみなさん、すいません!
これを反省材料とし、激突しても痛くない仕様に改良したいと思います。
大変申し訳ありませんでした!