明和電機は来週の品川プリンスでの「ステージマンショー」にむけて、楽器の調整中。今回はオタマトーンジャンボの初ステージ演奏。
ただ。いまのところ、問題点多し!
やっぱり楽器って操作感が命なんですが、実際に演奏してみると、体となじまない、微妙な違和感があちらこちらにある。
その「違和感」の原因はいろいろあって、電子回路的な問題だったり、バネのつよさの問題だったり、楽器の重心の問題だったり。これらを片っ端から調整していって、体になじむように変えていく。
おそらく僕らが普通に演奏しているエレキギターなんて、そんな「違和感の調整」の賜物なんだろうなあ。たとえば2時間のライブを、なんの違和感もなくギタリストが自然に演奏できるというのは、相当な工夫があればこそだと思う。
楽器作りって面白ですね。
「音が出る良性の腫瘍」を、自分の体に移植していくような作業だと思う。