バルセロナで開催されている音楽・演劇のフェスティバル、「GREC2010 Festival de Barselona」にきています。会場はCCCBという、アートセンター。
会場につくと、センターの中庭に、明和電機用の野外ステージがドーンとできあがっていました。よかった!屋根がついていて。雨は絶対ふらないそうですが、もし降ったら感電ですからねー。
現地のスペイン人のスタッフのみなさんと会場設営。舞台・音響などすべて現地の人ですが、言葉は違っても同じ仕事のプロフェッショナルのみなさん。問題なく作業は進みます。今回は明和電機の初期から舞台をやっている、「照明の串ヤン」と「音響の徳さん」も一緒なので、心強いです。
日本からの明和電機の楽器機材も無事到着していました。午前中は工員さんたちと、ひたすら開梱、組み立て。手なれたものなので、1時間ほどで楽器はすべて組みあがります。
日差しはまぶしいですが、それほど暑くはありません。日本ほど湿度がないので。音響スタッフが楽器をチェック中。「パチモク」とか「ホーデンナ」とか、見たことも聞いたこともない楽器ばかりなので、最初はみなさん混乱します。
昼のランチで飲んだスープ。おいしかったなあ。美味しい食べものがあるだけで、モチベーションがあがりますね。海外ツアーは。
夜の9時まで作業をして(といっても、ヨーロッパはこの季節まだ明るいんですが・・・)、クタクタになって、ホテルへもどり、シャワーをあびて夕食へ。この日は、地元のアーティストのキムさん(韓国人ではなく、スペイン人)に、観光客はめったにいかない、「スペインの居酒屋」に案内してもらいました。
これがうまった!思うに、スペイン料理って日本人の口にあうと思います。素材の味をいかした食べ物が多いからかな。
この後、キムさんに「この後は、現地の人しか行かない、フラメンコバーにいきましょう」と連れていってもらいました。ノックをしてドアレンズからのぞかれて、扉が開くという、秘密クラブみたいな場所でしたが、中では、ご年配の方々がフラメンコをおどっており、まさに黄昏流星群の逢瀬の場所でしたが、これがまた、みなさんダンスがうまく、面白かった!
しかし残念がながら、後半は作業の疲れのため爆睡。「社長、帰りますよ!」という工員さんの掛け声で、フラフラになりながらタクシーでホテルにもどったのでした・・・・・