「ベロミン」という楽器を作りました。舌(ベロ)をはじいて、ベンベン音を出し、フェーダーを動かして「ベロ・シティー」(ああ、これが言いたかった)を変える楽器です。電気を使わず、アコースティックなしくみでテクノなサウンドは出せないか?と思い、作ってみました。量産品ではなく、工作ワークショップ用に作ったものなので、お店では売ってません。
演奏動画はこちら。
実はこのベロミン、バージョン2.0なのです。バージョン1.0のお披露目は、先月に行われた池袋での工作教室。そこではじめてみなさんと作ったのですが・・・・・申し訳ありません!最初のバージョンは、数々の設計ミス、工作手順のむずかしさなどがあり、とても楽器と呼べるものではありませんでした。参加者のみなさんからも、「これじゃベロミンじゃなくて、ゲロミンだな」、「ティッシュケースにしかならない」という言葉が・・・ほんとうにあのワークショップに参加していただいたみなさま、申し訳ありませでした!
ベロミン バージョン1.0の動画はこちら>>
そこでわたくし社長、大反省いたしまして、もっと簡単で、確実に音が出る研究に研究をかさね、「ベロミン ver2.0」が完成いたしました。これはいい音でます。自動戻り機構もつけました(ゴムいれた)。全身ABS樹脂にしたので、丈夫です。もうティッシュケースには見えません!
最初から、これが作れれば良いのですが、ワークショップでみなさんが作業をしているのを拝見して、ああ、ここはもっとこうした方が作りやすいなとか、ここで作業を失敗してしまうのだな・・とかの情報をいただき、ピーンと閃くことあったのです。なかなかこれは、手を動かしてみないとわからないのです。ほんと、ごめんなさい、初代ベロミンのみなさん。
明日のCLASKAのイベントで、限定30個で工作キットを販売します。ただいまアトリエで、袋詰め作業中。夜なべか?
遠方でCLASKAに来れないけど、ベロミンを作ってみたい!という方は、明和電機のホームページから、メールにてお問い合わせください。よろしくです。