普段はモーターや電磁石といった、電気回路をやっている僕にとって、
これは新鮮、かつ、困難な作業でした。
電気回路は、バラバラにパーツを作って、それを組み合わせれば、
動いてくれる。
電磁石の部分を作っているときに、乾電池のことは考えない。
ところが、歯車は、ひとつひとつはバラバラだが、
実は全部がくっついていて、まるで、大きな水源から、
水が広がるように、
運動エネルギーが、伝達されていく。
そしてそれを支えているのが、物質、構造体なのである。
ここが、エネルギー体としてできあがっている電気回路と
大きく違うところだ。
作るのは、大変だったけど、
いろんなことを発見できた、製品でした。