Perfume を見て、いつも思うことは、
「この子ら、なんかすんごい がんばってる空気を出してるなあ・・・」
ということです。
昔から、僕は女子3人グループに、同じ「がんばってる空気」
を感じてました。
キャンディーズしかり。
チャーリーズエンジェルしかり。
だいたい、女子3人、という関係が微妙だと思うんです。
女子は基本的に、グループの他者の行動を、すごく気にしますよね。
たとえば、Cさんが、Bさんをほめたとします。
すると、Aさんはむかつきます。
「なんで私はほめられないの?」
と。
では今度は、Cさんが、AさんもBさんもほめたとします。
すると「なに?おべっちゃら?なんか魂胆でもあるの?」
ということになります。
で結論。
「女子が三人集まると、あたりさわりのない会話のような関係となる」
女子の2人グループのHALCARIやPUFFYを見てると、
「ああ、女子にも友情があるんだろうな、お互い人生の深い話をしてるんだろな」
というのを感じるんですけどね。
三人だと、「なんだか、かくしごとをしてない?」
とか思っちゃう。そんな三人が、同じ目標に突き進んでるのを見ると、
「がんばってる空気」を感じてしまうのです。
あとね。
女子のみなさんの会話って、ものすごーーーく飛びますよね。
三人集まると、パーフェクト。
むかし小学生のときに、自分の母親と、姉二人の会話を
横で聞いていて、あまりに飛ぶもんだから、
こっそり図にしたことがある。
ぶっとびネットワークでしたよ。
リンク、切れまくってました。
おもしろいんですけどね。
女子三人が、「おばさま三人」になったとたん、
「がんばってる空気」と「ぶっとびネットワーク」に「押しの強さ」が合体して、
怖いものなしになります。
おばさま三人グループの旅とか、完璧でしょう。
そういえば、「ワレキューレの三人の魔女」というのもありました。
僕がかつて人工声帯ロボット「セーモンズ」を三体作ったときも、それを意識しました。
女三人。
興味深いです。