デジタルアートの世界的なイベント、アルスエレクトロニカに来ています。2003年に明和電機で来て以来、三回目。今回はイベントの特別展で「筑波大学展」が開催されており、その中で筑波OBのアーティストとして出品しています。
ここが大学展の会場。
展示準備中のみなさん。
筑波大学は岩田先生を始め、岩井俊雄、原田大三郎、明和電機、クワクボリョウタ、近森基・・・などなど、とにかくアルスエレクトロニカに関わる作家が多数出てる大学。そうしたいわゆる「ツクバ系」を俯瞰する展示でもあります。
展示のコンセプトはツクバ系のアーティストの特徴である「プレイフル」と「シリアス」。遊びとシリアス。まさに明和電機もぴったり。
明和電機はオタマトーンファミリーを展示しました。子供に人気でしたねー。
さてここは筑波大学展ではなく、別会場の「アルスエレクトロニカセンター」。ロボットをテーマにした展示が行われていました。おお、学研のテオヤンセンも展示されてます。
鎮座まします石黒先生のテレノイド。やっぱり存在感あるなー。
会場のキネティックアートの映像展示では、WAHHA GOGOの説明映像も流れていました。同時に、ロボットアーティストのジムホワイティング(ハービーハンコックのROCK ITのコラボで有名)や、チコ・マクマトリーとも一緒の展示で、ああ、明和電機は正当なナンセンスマシンの系譜なんだなあ・・・と光栄でした。
その奥の部屋には、ドーン!とクワクボくんの「10番目の感傷(点・線・面)」をアルスセンターのスタッフたちとリアレンジした「Lost #2」が展示。やっぱこれは名作です。
夜はワイン祭りもあって、街じゅうがにぎやか。ストームちょっと炭酸のきいた甘くておいしいワインを飲みながら、うだうだとアーティスが集まって夜中まで酔っ払いトークをするのも、またアルスエレクトロニカの味わいですね。