ヒューマンビートボクサーのAFRAさんが、先日明和電機のアトリエに打合せでいらっしゃった。YOUTUBE動画ではさんざん見まくったビートボックスであったが、生まれて初めてプロの方の音を生で聞いた。
・・・・びっくりした。
なににビックリしたかというと、まずその音色。めちゃくちゃきれいな音なのである。1メートルくらいの至近距離で聞かせてもらったのだが、例えばドラムのハイハットの音など、「え?人間が出してるの?GM音源じゃなくて?」っていうくらい澄んだ音なのである。とにかくひとつひとつの音のキャラクターがしっかりしてる。まずそれにビックリした。
次にビックリしたのがリズムキープ。これまた、もたりも、走りもしない。すごく正確なのである。プロだから当たり前なのでしょうが、楽器として、またプレイヤーとして、なんと安心の演奏。
それがマイク一本できるわけですからねー。ほんと明和電機の電動ドラムマシンの物量に比べると、なんと地球にやさしいことか。
「華氏451」という映画で、本を読むことを禁止された未来社会で、本の内容をすべて暗記した人々が住む村のシーンがあったけど・・・なんかあの風景を思い出しました。
さて、打合せのあと、AFRAさんに無理やり頼んで、オタマトーンジャンボと一緒にセッション(?)をしてもらった。もー、やりたくてしかたなかったんです!だっておもしろそうじゃないですか!
で、上の動画。練習なしで、いきなり合わせていただいたんですが・・・・・ここでもやっぱりビックリ。僕のデタラメな演奏に、見事にあわしてくれる。なんじゃあ!この安心感は!「アニキ、大船に乗ったつもりで、こっちは自由にやらしてもらいヤス!」って感じです。これまで、さまざななミュージシャンとコラボレーションをしてこられた経験のすごさ。
おもしろかったなあ・・・・。
AFRAさんはとてもノリがよく、「ストレンジボイス」の当日も、かなりアドリブでいろんな演奏に絡んでくれるそうです。僕もそういう「現場対応」が大好きなので、一緒に遊ばさせいただきます!
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