NUTの「おめでトーン♡ありがトーン フェア」、無事に終了しました。
アイドルをプロデュースという始めての経験からいろんなことを学びました。一番大きかったのは、やはり人間の持っているエネルギーはすごい、ということです。
プロデュースという仕事は、ひとつの世界を作ることだと思います。僕は器用な人間で、モノも作れるし、音楽もできるし、ストーリー作りやパフォーマンスも得意です。NUTのプロジェクトでは、彼女たちが持っているオタマトーンジャンボという楽器や、衣装やファッション、彼女たちの歌う楽曲の作詞・作曲、ロボットダンサーたち、舞台セット、そしてNUTというストーリーなど、徹底的に作りあげました。
しかし、ひとつだけ作れないものがありました。それは中心にいる「人間」です。この一番大事なものは、僕は作り上げることができません。
NUTの林さん・三澤さん・花乃さんという三人の人間の持っているエネルギーは、まるで太陽のように、僕が作り出したものたちを照らしました。この「光」がないかぎり、僕がいくら道具を作っても、まったく見えないのです。
アイドルって、「光」だなあ・・・と思いました。
始まったばかりのNUTのプロジェクトですが、いろんな階段を昇って、よりたくさんの人たちを照らす光になって欲しいな、と思います。
がんばれ!NUT!まずはデビュー、おめでトーン!!