「ピラミッドなう」。
もー、成田空港を出発するときから、やりたかったこのネタ。無事できました。
ABUロボコンのNHKのレポーターとしてエジプトはカイロに来て二日目。きょうはオープニングの撮影で、ギザのピラミッドに行きました。もちろんオタマトーンジャンボを持って。演奏曲はもちろん「レイダース・失われたアーク」。
今回のABUロボコンの競技は、このギザにある親子三代のピラミッド、「クフ王、カフラー王、メンカウラー王」のミニチュアを、ロボットがブロックて築きあげる!というもの。
ロボットが組み上げるピラミッドのほんまもんは、どのくらいでかいのか?ということで見学に行ったんですが・・・・ほんとにでかっかった。上の写真でおわかりになるだろうか?最初に視界に飛び込んできたときには、「・・・・・山?」と思いましたもの。
ほんとね、人間は、なんでも作れますよ。
砂漠なので、ラクダさんもいます。このラクダに乗せてもらい、ジャンボオタマトーンを弾きながら砂漠を歩く、というシーンを撮影しました。それはもう「月の砂漠を歩く、吟遊詩人」のようだったと思います。たぶんだけど。
カットされていなければ、番組内で流れますので、お楽しみに!
さて、撮影も終わり、夕方に時間ができたので、イスラーム地区へ行きました。相変わらず街は車の騒音とゴミでごちゃごちゃでしたが、この聖堂が並ぶ地区はとても清らかでした。
スルタン・バルクークのマドラサ(礼拝所)。ここは誰もいなくて、聖域でした。幾何学模様で構成された、とても理性的な神のいる場所。ぼんやりと、しばらく座って、いろんなことを考えました。どうしてイスラムの世界で産業革命が起きなかったのかとか、どうしてキリスト教はイエスというスーパースターが必要だったのか、とか。
イスタンブールもそうでしたが、聖堂の近くには猫がいますね。
とても似合ってます。