「ハッカーとは、既存のシステムの使い方に疑問をなげかけ、
独創的な発想と、それを現実化する技術によって、
思いもしなかった新しいシステムの使用を編み出す
人々のことを言う」
・・・ということが、ハッカーの定義だとすれば、
大阪オフ会のみなさんは、ハッカーだったなあ。
「オタマハッカー」
だ。冒頭の定義の「システム」を「オタマ」に変えると、
「オタマハッカーとは、
既存のオタマトーンの使い方に
疑問をなげかけ、
独創的な発想と、
それを現実化する技術によって、
思いもしなかった新しいオタマトーンの使用を編み出す
人々のことを言う」
だ。
さて、そんなオタマハッカーたちが集まったのは、ここ。
大阪市立中央青年センター。
・・・・なんてローカルかつマニアックな場所なんだ。
ここがオフ会会場。
けっして健康食品説明会ではありませんよ!
老人のみなさん、いないでしょ!
それではみなさんの作品説明。
おっと、いきなり トラ狂 です。
大阪にきたーという実感が沸いてきます。
またもや、トラ狂です。
頭を三針縫ったオタマではありません。
阪神タイガースです。
まあ、ゴージャス。
ビーズで編んだ王冠をかぶってます。
赤い毛糸の帽子です。
アイデア賞なのは、穴がひとつだけ開いていて、
尻尾から通してかぶること。
これなら、演奏中、落ちません。
空也です。
口から「お」「た」「ま」「と」「ん」が
出ているそうです。
なぜ空也。
ぼっさぼっさのカップルです。
モップとして使える?
こちらもぼっさぼさです。
大阪はぼっさぼさがはやりなのでしょうか。
エプロンつきオタマトーン。
口をあける手をすっぽり包むので、
オタマの顔が強調されます。
日本人ならエプロンではなく割烹着!
エプロンと同じ作者です。
花嫁の惨殺死体ではありません。
やはり口を開ける手を隠すための体。
大阪は「ボディ付きオタマトーン」がはやっているようです。
「黒電話、または警察をイメージしました」
という男気あふれるオタマトーン。
頭についてるのは、特製マイクロフォン。
あれ?どこにもオタマがいない・・・
なんとこれは
「いつか手に入るであろうオタマトーンのために作った、
オタマ置き」
だそうです。
まるで出産前にオムツを編む妊婦さんの境地。
編みグルミのオタマ。
上の「オタマ置き」に置くと、
せつなさ倍増。
紙で作ったオタマトーン。
いや、これはオタマといえるのか?
黄色いし。
オタマケースその1。
熱収縮プラ板で作った、かわいいキーホルダーが
ついてます。
いいなこれ。売れそうだな。
オタマケースその2
おお!キリンだ!キリンに見える!
オタマケースその3
おお!牛だ!牛に見える!
100円ショップの袋の別な使い方。
おお!サルだ!サルに見える!
・・・本人は、サルと思って作っていないそうです。
純粋に調理のオタマ。
これだけを持って会場に来た、あなたの勇気をたたえます。
はい。ここはビッグサイトではありませんよー。
この方、やはりオタマが買えず、その思いを
アクセサリーにこめたそうです。
ヘアバンド、ブローチ、メガネに、オタマトーンの
デザインが入っています。
全体的に東京にくらべ
「なにか人ネタくわえないと気がすまない」
大阪人の気質があふれておりました。
独自の進化をとげそうな、関西オタマハッカーたち。
次回のオフ会(またやるのね)に
期待大です。