今月の23日から、クロアチアに行きます。
「デバイスアート」をテーマにした、展覧会と、ライブ。
展覧会は、明和電機の「アート作品」ではなく、量産した「プロダクト」、
つまりオモチャだけを展示します。
これは、めずらしいパターン。
で。
本日は、その展覧会で流す、「商品の説明ビデオ」を撮りました。
魚の骨のコード「魚(な)コード」から、幻の商品「パッチーナ」まで。
もうね。
ジャパネットたかたの気分ですよ。
明和電機は、とにかく、製品のプレゼンテーションにどえらいエネルギーを
使います。社長自らが、使って見せて、説明して、買ってもらう。
アートとしてみたら、これはちょっと変わっているので、
もし明和電機のアートのジャンルはなんですか?と聞かれたら、
「プレゼンテーション アート です」
と答えてもいいほど。
でも、思うんです。
モノを作ることは大切だけど、それと同じぐらい大事なことは、それを見せること。
ちゃんと見せることができれば、評価があり、それは次なるアイデアを生む糧になり、
ときには、「資金」も得ることができる。
作りっぱなしでは、いつかは蓄えがなくなる。
アイデアも。
資金も。
まー
僕の場合、「製品よりも、商品よりも、自分が目立ちたい」
という、自意識過剰もあるんですけどね。
ご愛嬌。