今日は、アトリエの大掃除がなんとか終わりました。
あらためて思うのは、自分が作った機械の多さ。
明和電機をはじめて16年、たぶん200体ぐらいあるんじゃないか?
「まったく役にたたない機械」。
明和電機は、作品は売らず、そのマス展開やプロダクト展開で
商売をしていますから、オリジナルのマシーンはすべてアトリエにあるんです。
で。
なにが大変かというと、メンテナンス。
機械が増えれば増えるほど、その作業も増える。
これはまるで
「皿まわしの皿を、増やしていく」
ようなものです。
おそらく僕が死んだら、誰もメンテナンスはしないでしょう。
お皿は、回転を止めて、すべて床に落ちて、こっぱみじん。
それも運命。しかたがない。
生きているうちは、僕はナンセンスマシーンを作り続けるでしょう。
これは止まらない。
「アイデアが、枯れたりしませんか?」と聞かれるときがありますが、
「アイデアを実現する時間の方が足りない」と、答えています。
僕が3人いればなあ・・・・・はかどるのになあ・・・・
とよく思います。