アトリエでモノを作るとき、いろんな工作機械を使います。
当然機械なので、騒音がでるんですが、
「聞いてるだけで、怖くなる音」
のベスト1は、電動丸ノコギリ、通称、丸ノコです。
今日は、暑かったね。
で、炎天下の中、丸ノコ作業。
音がとにかく「ちゅいいいいいいん!」とでかい。
セミの音も消えるくらいです。
知り合いが、何人も、このノコギリで指を飛ばしているので(本当に)、
使いときは緊張します。
フライス盤や、旋盤といった、大型機械は、パワーはあるけど、
音はそんなにうるさくない。そして、段取りをまちがわなければ、
ケガをする可能性は低い。車で例えると、ベンツだ、ベンツ。
でも、この丸ノコのようなクラスが、切断中だ暴れると怖いんだなあ。
乗り物で例えると、原付ね。飛ばすと、転んだら大怪我。
最近、美大の工作室でケガをするひとが増えてるそうで、
それは、リアルの怖さがわからまま、
パソコンと同じ感覚で工具にむかってしまうからだそうです。
僕の師匠の篠田守男先生のことばを思い出します。
「ケガをするやつは、ケガをする作り方をしている」
安全第一。