It’s a COPY 展 in 香港
It’s a COPY in香港開催!!
明和電機はこれまで、「アートからマスプロダクトへ」をコンセプトに、さまざまな大量生産した商品を「マスプロアート」として製作・販売してきました。
2017年3月、その「マスプロアート」の第一号である「魚コード」が、世界的に有名な雑貨店「フライングタイガー」にコピーされるという事件がありました。これに対し明和電機は、コピーされた商品を店頭から買い集め、明和電機のシールを貼り、明和電機のネットショップで「アート」として販売しました。
このアクションはネットで話題になり、SNSを通して世界各地からコピー商品の報告があり、テレビ取材にもつながりました。こうしたSNSでの反響を受け、フライングタイガーは全世界の約600店舗から魚コードを回収しました。
「模倣、引用、サンプリング、オマージュ」など、すべてのクリエーションは、コピーするところから始まります。そして芸術家はそれを昇華し、オリジナルを作り上げることを目指しています。現代社会は、その芸術家が作り上げたオリジナルを「コピーライト=作者だけがコピーできる」という権利として認め、保護をしています。
これからの社会は、3Dプリンターや3Dスキャナーが普及し、流通販売の経路が情報技術によって拡大化することで、だれでも簡単にマスプロダクトを作り、販売できるようになっています。しかしその一方で、簡単にコピーされて売られるという危険性も生まれています。
今回開催する展覧会「It’s a COPY」では、これからますます複雑化する未来の「クリエーション」と「コピーライト」の問題を、魚コードをモチーフにして考察します。
魚コード問題についてはこちら
>https://www.maywadenki.com/news/魚コードusbのコピー商品について/
【 展覧会情報 】
会期: 2017年11月29日-2018年1月5日
主催: common room & co. | 明和電機 | Dimension Plus
会場: common room & co. |深水埗大南街 198 號地下 | G/f, 198 Tai Nan Street, Sham Shui Po
開場時間: 11:00 – 19:00
イベント:オープニング&ファンイベント
2017年11月28日19:30〜
公式ページ> https://www.facebook.com/commonroomandco/photos/a.573472366111240.1073741828.573038289487981/867988633326277/?type=3